Proactivity Development Programme(PDP)

アセアン現地人材にみられる主体性の不足

 多くの経営者や駐在員が、アセアンの人材について、素直さ・礼節・人柄・器用さなどを称賛する一方で、 「言われたことはやってくれるが、受け身である」という印象を抱いています。
具体的には次のような点が挙げられます。

  • 言われたことしかやらない
  • できない理由を探す
  • 自分で考えずに答えを求めてくる
  • 言い訳や嘘が多い
  • 問題への対処がその場しのぎである
  • 長期的な視点から逆算して考えてくれない
  • ネガティブなことは隠す
  • 上司のいる会議では活発に発言しない
  • 提案がでてこない

このような自発性・主体性の不足は、現地の文化に根ざしたもの、もしくは本人の性格や資質の問題だととらえられがちです。
しかしこのような認識では、運良く何人かに1人、主体的に動ける人材が登場するのを成り行きまかせに待つしかありません。

PDPのコンセプト

プロアクティビティ・デベロップメント・プログラム(PDP:Proactivity Development Programme)は、 従来変えられないと思われていた「人材の主体性や自発性」を伸ばすプログラムです。

実のところ、自発性や主体性は伸ばすことができます。
なぜなら「主体性の無さ」の原因を分解すると、その多くは文化や個性よりも、社会人ビジネスマンとしての基礎的なスキルの不足や、ちょっとした意識の差が原因だからです。

スキルの側面

 問題を発見して解決する方法を知らない。人に伝えて協力してもらうためのコミュニケーションができない。
 そもそも知らないのだから実行もしない

意識の側面

 自分が動けば何かが変わると思っていないので、他人事。そもそも自発的に動くほうが良いという認識がない。


これらのスキルは、トレーニングで身につきます。
意識についても同様です。主体的であることの利点を知り、職場の課題を考え抜き、ディスカッションし、 講師や仲間から前向きなフィードバックを得ると、意識は変化します。

PDPは一日や二日の短期ではなく、一定期間コミットして継続するプログラムです。
以下の3つの要素を伸ばすことで、受講者は主体性を持ったビジネスパーソンに変化します。

意義を理解する

会社における自分の役割や、主体的であることが自分のキャリアに及ぼす良い影響を知る

問題解決力をつける

思考ツールの習得とその実践を通じて、問題の発見・原因の分析・解決策の創出ができるようになる

コミュニケーションの強化

生産的な議論のしかた・指示・報告・提案のしかたなど、上司や部下に対するコミュニケーションを習得する

「Procactive」というキーワードには、起こったことに受動的に反応する「reactive」とは反対に、 これから起こることを先読みして主体的に動くという含意があります。 PDPでは"Be Proactive"をスローガンに、能動的なビジネスパーソンを育成します。

Be Proactive!

PDPについての詳しいご説明については、こちらまでお気軽にお問い合わせください。 もしご希望の連絡方法や時間帯があればお書き添えください。

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